引き寄せとかスピリチュアルとか
どうも、そらいろですヾ(・∀・)ノ
今日は引き寄せの法則について私なりの考えを書いて行こうかなと思います。
よろしければお付き合い下さいませ(^-^)/
◎スピリチュアルの罠

最近少し収まりつつありますが、数年前にスピリチュアル関係の人達がこぞって「ポジティブ」を取り上げていたんですね。
どいう事かというと。
「辛い時こそ笑顔でいよう」
「ネガティブなエネルギーはネガティブな現象を引き寄せてしまうから、常に明るい気持ちでいよう」
ああ、引き寄せの法則とかも流行っていたように思います。
で、同じように流行っていたのが
「自分を大事にしよう」
というキーワード。
何だかその頃はスピリチュアルと心理学、引き寄せの法則なんかがごちゃごちゃに混ざって、色んなエネルギーが自己解釈の言葉と共に大量に吐き出されていたような…。
確かにそれらの言わんとしている事は正しいし理解出来るのですが、私は何だか気持ち悪いもやもやとした違和感をずっと感じていたんですね。
何か巧妙に少しづつ違う方へミスリードされているような感覚があったんです。
◎真面目な人ほど引っ掛かってしまった
これまで自分を犠牲にして頑張って来た人達にはストライクゾーンだったようです。
「今まで自分の人生を生きる事が出来ず苦しかった。
もう我慢しなくてもいいんだ、頑張らなくていいんだ。
自分らしく生きていいんだ!」

それはいい事だと思います。
そう思えるようになった事で自分の人生を取り戻すきっかけになるのなら。
でも。
今まで自分を犠牲にして来た人達、周りの為に頑張って来た人達は知らず知らずのうちにすごくストレスが溜まっていて。
もう頑張らなくていいんだよと、ポジティブ思考(の、ような)の言葉に背中を押されてタガが外れてしまった人が多かったのではないでしょうか。
「自分らしく生きる」
「自分を大切にしよう」
それらの言葉は無意識のうちに歪んで変換されてしまう事もありました。
「自分らしく生きる(その為なら、人を傷付けてもいい)」
「自分を大切にしよう(自分だけを大切にしよう)」
本当は、自分を大切にするというのは周りや目の前の相手を大切にするという事でもあるはずです。
自分らしく生きるというのは、自分勝手に振舞っていい事と同義語ではありません。
でも多くの人は傷に優しく触れられ、自分の辛さを理解してもらったかのような気になってそこで巧妙にミスリードされてしまった…。
真面目な人ほどこの罠に引っ掛かりました。
もちろん、それらの言葉を発信していた人達にその自覚はありません。
純粋に人を救いたいなどのの気持ちで発信していたでしょうから、かえって厄介なのです。
◎苦しい時こそ笑顔で!…は苦しくないか?
「苦しい時、辛い時こそ笑顔でいよう」
昔から言われて来た言葉の一つでもあります。
確かにいつまでもくよくよめそめそしていても、起きてしまった事が無くなる訳でも状況が変わる訳でもありません。
この言葉の意味としては
「泣くだけ泣いたなら、後は前を向いて頑張ろう」
そのような意味が含まれているのではないでしょうか。
そして本当に苦しい時は、もう泣いても笑ってもそこから逃げられなくて、最後は受け入れるしかなくなります。
ある意味で「諦め」に似た心境になるのです。
そこまで達した人達に、初めてこの言葉は使えるのではないでしょうか。
昔の人は忍耐強いと言われていますが、現代に生きる私達世代が忍耐強くないという訳ではありません。
昔と現代では環境も違えば、ストレスとなる原因も異なります。
何が言いたいのかというと、私の勝手な感覚なのですが…今の時代には「苦しい時、辛い時こそ笑顔でいよう」という言葉はエネルギーが重すぎるように感じるのです。
結構波乱万丈な人生を歩んできて、ある程度の酸いも甘いも嚙み分けて来たような私ですが、そんな私でも辛い時に笑う事は出来ませんでした。
何度か必要に迫られてというか…やらざるを得なかった事があるのですが
「ああ、今自分はすっごい引きつった顔で笑ってるんだろうな…」
とひしひし自分で感じてしまい、とてもいたたまれない気持ちになったのを覚えています。
そして大抵、そういうのって相手にも伝わってしまうものなんですよね…。
◎明るい気持ちで過ごさなきゃ!→無理して笑う→苦しくなる→明るい気持ちで過ごさなきゃ!のループ
ここでもやっぱり真面目な人は、誰かや何かの言葉通りに実行しようとします。
もう苦しくて苦しくてしょうがないのに、本当は泣きたい気持ちでいっぱいなのに、その気持ちにふたをするように明るく振舞おうとする。
これ以上悪い現実を引き寄せてしまいたくないから、無理をしてでも笑顔でいなきゃと思う。
本当の気持ちを無視してるから、どんどん辛くなる。しんどくなる。
そこでもまた「私は努力が足りないんだ」とか言って頑張って笑顔を作ろうとする…。

何かおかしくないですか?
もういたたまれなくて、見てる周りが辛くなっちゃいます。
さっきも言いましたが、無理してるのって案外周りには気づかれているものなんです。
そして、ネガティブな状況を引き寄せたくないから無理してでも笑うって…。
引き寄せの法則というのは、作られたうわべの笑顔に働くのではなくて、心からの楽しい気持ち、わくわくした気持ち。
そこから生まれる自然な笑顔に働くものなのです。
波動の法則ともいえますね。
類は友を呼ぶ、じゃないですが…自分が発しているエネルギーと同等のエネルギー、現実を引き寄せるんです。
辛いのに、もっと頑張らなきゃって無理して笑って、それをしている時って相当「苦しいエネルギー」が出ているはずです。
だから苦しくて辛い現状が続いてしまう。
◎答えは自分自身が知っている
だから、現実を変えたいと思ったらまずする事は。
「辛い時は頑張るのをいったん止めてみる」
「笑えない時は無理に笑わなくていい」
「悲しい時は我慢しないで思いっきり泣いてみる」
「理想とする存在とは違うとしても、かけがえのないたった一人の自分なんだと自分で自分を認めてあげる」

もちろん、人としてこの世界で上手くやっていく為にはある程度の努力や頑張る事も必要です。
でも、心がカラカラに干からびてしまうまで頑張らなくてもいいっていう事。
誰かが言った言葉や本に書かれていた文章を、一つのきっかけにするのはいいけれど依存しない事。
(耳が痛い…(´д⊂)笑)
形から入る事でも、言葉の力を借りるのもいいんです。
それが苦痛になるぐらいなら、やらない方がいいよってお話。
本当に大切な事は自分自身が一番よく知っているのです。
それが分からないなら、まずは自分のココロの声をよーく聴いてあげて欲しい。
頑張りすぎてしまうと、本当に大切な事が分からなくなってしまいますから…。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました☆
今日は引き寄せの法則について私なりの考えを書いて行こうかなと思います。
よろしければお付き合い下さいませ(^-^)/
◎スピリチュアルの罠

最近少し収まりつつありますが、数年前にスピリチュアル関係の人達がこぞって「ポジティブ」を取り上げていたんですね。
どいう事かというと。
「辛い時こそ笑顔でいよう」
「ネガティブなエネルギーはネガティブな現象を引き寄せてしまうから、常に明るい気持ちでいよう」
ああ、引き寄せの法則とかも流行っていたように思います。
で、同じように流行っていたのが
「自分を大事にしよう」
というキーワード。
何だかその頃はスピリチュアルと心理学、引き寄せの法則なんかがごちゃごちゃに混ざって、色んなエネルギーが自己解釈の言葉と共に大量に吐き出されていたような…。
確かにそれらの言わんとしている事は正しいし理解出来るのですが、私は何だか気持ち悪いもやもやとした違和感をずっと感じていたんですね。
何か巧妙に少しづつ違う方へミスリードされているような感覚があったんです。
◎真面目な人ほど引っ掛かってしまった
これまで自分を犠牲にして頑張って来た人達にはストライクゾーンだったようです。
「今まで自分の人生を生きる事が出来ず苦しかった。
もう我慢しなくてもいいんだ、頑張らなくていいんだ。
自分らしく生きていいんだ!」

それはいい事だと思います。
そう思えるようになった事で自分の人生を取り戻すきっかけになるのなら。
でも。
今まで自分を犠牲にして来た人達、周りの為に頑張って来た人達は知らず知らずのうちにすごくストレスが溜まっていて。
もう頑張らなくていいんだよと、ポジティブ思考(の、ような)の言葉に背中を押されてタガが外れてしまった人が多かったのではないでしょうか。
「自分らしく生きる」
「自分を大切にしよう」
それらの言葉は無意識のうちに歪んで変換されてしまう事もありました。
「自分らしく生きる(その為なら、人を傷付けてもいい)」
「自分を大切にしよう(自分だけを大切にしよう)」
本当は、自分を大切にするというのは周りや目の前の相手を大切にするという事でもあるはずです。
自分らしく生きるというのは、自分勝手に振舞っていい事と同義語ではありません。
でも多くの人は傷に優しく触れられ、自分の辛さを理解してもらったかのような気になってそこで巧妙にミスリードされてしまった…。
真面目な人ほどこの罠に引っ掛かりました。
もちろん、それらの言葉を発信していた人達にその自覚はありません。
純粋に人を救いたいなどのの気持ちで発信していたでしょうから、かえって厄介なのです。
◎苦しい時こそ笑顔で!…は苦しくないか?
「苦しい時、辛い時こそ笑顔でいよう」
昔から言われて来た言葉の一つでもあります。
確かにいつまでもくよくよめそめそしていても、起きてしまった事が無くなる訳でも状況が変わる訳でもありません。
この言葉の意味としては
「泣くだけ泣いたなら、後は前を向いて頑張ろう」
そのような意味が含まれているのではないでしょうか。
そして本当に苦しい時は、もう泣いても笑ってもそこから逃げられなくて、最後は受け入れるしかなくなります。
ある意味で「諦め」に似た心境になるのです。
そこまで達した人達に、初めてこの言葉は使えるのではないでしょうか。
昔の人は忍耐強いと言われていますが、現代に生きる私達世代が忍耐強くないという訳ではありません。
昔と現代では環境も違えば、ストレスとなる原因も異なります。
何が言いたいのかというと、私の勝手な感覚なのですが…今の時代には「苦しい時、辛い時こそ笑顔でいよう」という言葉はエネルギーが重すぎるように感じるのです。
結構波乱万丈な人生を歩んできて、ある程度の酸いも甘いも嚙み分けて来たような私ですが、そんな私でも辛い時に笑う事は出来ませんでした。
何度か必要に迫られてというか…やらざるを得なかった事があるのですが
「ああ、今自分はすっごい引きつった顔で笑ってるんだろうな…」
とひしひし自分で感じてしまい、とてもいたたまれない気持ちになったのを覚えています。
そして大抵、そういうのって相手にも伝わってしまうものなんですよね…。
◎明るい気持ちで過ごさなきゃ!→無理して笑う→苦しくなる→明るい気持ちで過ごさなきゃ!のループ
ここでもやっぱり真面目な人は、誰かや何かの言葉通りに実行しようとします。
もう苦しくて苦しくてしょうがないのに、本当は泣きたい気持ちでいっぱいなのに、その気持ちにふたをするように明るく振舞おうとする。
これ以上悪い現実を引き寄せてしまいたくないから、無理をしてでも笑顔でいなきゃと思う。
本当の気持ちを無視してるから、どんどん辛くなる。しんどくなる。
そこでもまた「私は努力が足りないんだ」とか言って頑張って笑顔を作ろうとする…。

何かおかしくないですか?
もういたたまれなくて、見てる周りが辛くなっちゃいます。
さっきも言いましたが、無理してるのって案外周りには気づかれているものなんです。
そして、ネガティブな状況を引き寄せたくないから無理してでも笑うって…。
引き寄せの法則というのは、作られたうわべの笑顔に働くのではなくて、心からの楽しい気持ち、わくわくした気持ち。
そこから生まれる自然な笑顔に働くものなのです。
波動の法則ともいえますね。
類は友を呼ぶ、じゃないですが…自分が発しているエネルギーと同等のエネルギー、現実を引き寄せるんです。
辛いのに、もっと頑張らなきゃって無理して笑って、それをしている時って相当「苦しいエネルギー」が出ているはずです。
だから苦しくて辛い現状が続いてしまう。
◎答えは自分自身が知っている
だから、現実を変えたいと思ったらまずする事は。
「辛い時は頑張るのをいったん止めてみる」
「笑えない時は無理に笑わなくていい」
「悲しい時は我慢しないで思いっきり泣いてみる」
「理想とする存在とは違うとしても、かけがえのないたった一人の自分なんだと自分で自分を認めてあげる」

もちろん、人としてこの世界で上手くやっていく為にはある程度の努力や頑張る事も必要です。
でも、心がカラカラに干からびてしまうまで頑張らなくてもいいっていう事。
誰かが言った言葉や本に書かれていた文章を、一つのきっかけにするのはいいけれど依存しない事。
(耳が痛い…(´д⊂)笑)
形から入る事でも、言葉の力を借りるのもいいんです。
それが苦痛になるぐらいなら、やらない方がいいよってお話。
本当に大切な事は自分自身が一番よく知っているのです。
それが分からないなら、まずは自分のココロの声をよーく聴いてあげて欲しい。
頑張りすぎてしまうと、本当に大切な事が分からなくなってしまいますから…。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました☆
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